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弊社の特徴
ホーリでは、長年培ってきた宝飾加工工房としての歴史と信頼、また、一貫工程の生産体制により、短納期対応などお客様からのあらゆるニーズに柔軟 な対応が可能です。
製造工程
原型
熟練した職人の手により、緻密な原型を形作る
元の型となる原型を作ります。
ここで行う原型作りはすべての製品の元となり、 熟練した技術を持つ技能者の手作りにより行われます。この工程において、美しい地金を鋳造できるかどうかで、製品の最終的な品質が決まることになり、非常に神経を使う作業となります。
シルバーのかたまりをたたいて、削り出してデザイン画と同じカタチに作り上げていきます。
鋳造(キャスティング)
地金を鋳込んで成形する
必要な製品の数を鋳込んで作る方法を鋳造(キャスティング)といいます。現在の量産型ジュエリーの製造方法として、最も一般的なやり方です。
ロー材であるワックスをツリー上に繋ぎ、ペーストした石こうの中に入れ、一夜寝かし、焼成を行います。焼かれたワックスの形状のペーストに貴金属地金を鋳込む方法で鋳造が行われます。
鋳造が終了すると、ワックスで作られたクリスマスツリーそのものが貴金属に変わって、取り出されます。
研磨(磨き、仕上げ)
ジュエリーに形作られ、輝きをもたらす
鋳造された地金は、まだ曇っていて貴金属独特の光沢はありません。そこで、ひとつひとつのパーツを研磨する必要があります。研磨はバッファーという機械を使い、粗い粒子の研磨剤から細かい粒子の研磨剤へと、使う材料を変えながら段階的に磨いていきます。また、細かな部分は他の道具を使って光沢を出します。同時にパーツ同士のロウ付け(製品の貴金属より低い温度で溶ける金属を使ってパーツ同士をくっつける作業)なども行い、ここでほぼ製品の形が出来上がります。
石留について
ジュエリーにとって最も大切な宝石を最高に美しく見せる
宝石を留める作業は独立した工程で行います。これを石留といいます。いわゆる彫金の技術で、タガネやヤスリを使って宝石を留めていきます。原型の段階で爪を作っておいて留める爪留やタガネを彫刻刀のように使って爪を作る彫留などが代表的です。石留はジュエリーを製造する中でも特殊な技能が要求されます。小さなダイヤモンドは直径1mm程度で、とても細かな作業となるからです。石留の良し悪しは製品の「顔」に大きな影響を与えます。ジュエリーにとって最も大切な宝石をいかに美しく見せることができるか、気の抜けない作業となります。